
〈上野の森バレエホリデイ2019〉特集第二弾は、4月29日、東京文化会館小ホールで開催された「Ballet Dancer☆ Fun Fan Event ! ~バレエダンサー☆ ファンイベント!~」の模様をお届けします。
〈バレエホリデイ〉最終日のフィナーレを飾るこのイベントには、東京バレエ団のダンサー総勢18名が参加。まずは、プリンシパルの川島麻実子と、東京バレエ団の名MC、森川茉央の二人の進行で、ダンサーたちがそれぞれに苦手(?)なマイクを手に持っての「自己紹介コーナー」です。皆、出身地に加えて趣味や現在ハマっていることを紹介してくれました。
トップバッターの鳥海創は「はじめまして──。富山県出身です。入団3年目です」と、少々緊張した様子。『白鳥の湖』ではパ・ド・カトルなどで大活躍、今後の活躍に期待です!
樋口祐輝「鹿児島出身です。今ハマっているのは釣りです。船も乗ります。30センチくらいのを釣りました! 在団年数は......、よく把握していなくて......、5年目くらいです(笑)」
金指承太郎「10歳から、東京・町田市のスクールでバレエを始めました。その後ボリショイ・バレエ学校で学び、ロシアの真ん中あたりにあるクラスヤルスクというところで踊ったあと、東京バレエ団に入団しました」
井福俊太郎「イタリアのカンパニーで2年間働いたのち、日本に帰ってきました」。MC森川との付き合いは、十数年前の英国ロイヤル・バレエ団日本公演の子役出演の時からとのこと。「あの頃は可愛かったよね──。いや、今も可愛いいよ(笑)!」と森川が突っ込みます。
ブラウリオ・アルバレス「〓△%※※⚮✳︎✦❤︎✚÷=−℮⨎∬∯!」と、母国語のスペイン語で挨拶。すかさずMC 森川が「僕、スペイン語できるので(笑)、通訳すると──僕はメキシコシティ出身で、お母さんがやっている教室でバレエを始めました」とフォロー。「たまにドキッとするくらいキレイな日本語を使うよね」と森川が振ると、「おかげさまで」と切り返して会場を沸かせました。
池本祥真「今回の『白鳥の湖』では道化とパ・ド・カトルを踊らせもらいました。音楽を聴くのが好きで、最近ではエリック・クラプトンの来日! 仕事で行けなかったのですが、宮川新大くんのお父さんにTシャツを買ってきてもらい、それを着てリハしていました(笑)」
秋元康臣も笑顔で挨拶。「東京バレエ団に来てもう4年!? 慣れる余裕もないまま、常にリハーサルの日々で──。東京バレエ団はたくさんのレパートリーがあっていいですね。ハードではありますが、そこがいいところです」
MC担当の川島も自己紹介。「静岡県静岡市出身です。大学進学で東京に来て、バレエを仕事にしようと決意しました」。東京バレエ学校在学中の発表会で『白鳥の湖』のオデットを踊った経験を持ちますが、その時のロットバルトはなんと、MC森川だったそう!

その後の「ダンサーこぼれ話」では、バレエ団でのさまざまなエピソードが登場。その一つが「『海賊』のコンラッドとアリの関係性」について──。今回の『白鳥の湖』では王子役と道化役、1年前の『真夏の夜の夢』ではオベロン役とパック役でからみ、3月の『海賊』でコンラッド役とアリ役を演じた秋元康臣と池本祥真が、二人の関係を告白!? 「僕は、(プライベートでも)仲が良いと思っているんですが」と話す秋元ですが、池本は「でも僕、だいたい仕えているほうなんです(笑)。ボリショイ・バレエ学校の先輩で、こんなふうになりたいなと思っていたので、一緒に踊れてとても嬉しいです」。バレエ学校の寮での出会いのエピソードなども飛び出しました。
そして、当日の『白鳥の湖』公演の終幕まで出演していた柄本弾と女性陣が会場に到着。川島にかわって岸本夏未がMCに加わって後半戦のスタートです。![]()
秋山瑛「埼玉県出身です。今ハマっているのはコーヒーです! いろいろ粉を買って飲み比べています」
金子仁美「群馬県出身です。今ハマっているのはカレーライスを食べること。いいお店を探してたくさん巡っています。独りでも行きます!」
政本絵美「4歳の時に香川県でバレエを始めました。入団して早10年です。アクセサリーを作るのがずっと好きで、ピアスやネックレスを作って楽しんでいます」。政本のピアスを愛用しているダンサーも多いそう!
二瓶加奈子「大阪府出身で、ロシアに留学してから東京バレエ団に入団しました。今ハマっているものは、フランスパンです。毎朝、いろんなお店のフランスパンを食べています!」
三雲友里加「福岡県出身です。皆さん留学経験のある方が多い中で、私は地道に福岡産です(笑)」普段はしばしばキュートな博多弁が飛び出すそうです!
宮川新大「福井でバレエを始めて、12歳でドイツに留学、その後転々(?)とし、2015年に東京バレエ団に来ました」。森川からは「特技はギター! ご飯を食べに行った時に、お店にあったギターを即興で弾き始めて、相当うまい!と言われていました」との発言が。とくに70年代のロックが好きなのだそう。
沖香菜子「横浜市出身です。モスクワに留学してから東京バレエ団に入団しました。ずっと横浜ベイスターズのファンで、プロ野球を応援することにハマっています!」ベイスターズ・ファンの後輩との朝の挨拶の雰囲気は、試合の結果次第で決まるそうです。
柄本弾「純国産(笑)の柄本弾です。京都市出身です。最近は、朝、食パンを食べることにハマっています。あと甘酒にハマっています。夏に脱水症状になったときに身体にいいと聞いて、毎日朝飲んでいます!」
「ダンサーこぼれ話」後半戦では、『白鳥の湖』の三羽の白鳥が等間隔で息の合った踊りをキープする難しさ、四羽の白鳥のハプニング、実はとてもハードなパ・ド・カトルの裏話などが話題に。
終盤には「プリンシパルからプリンシパルへの質問コーナー」! 宮川から柄本へ「プリンシパルで居続ける秘訣は?」、「純国産」の柄本から皆へ「留学のきっかけは?」など、最後まで和気あいあいとしたトークが続きました。
楽しいトークの時間はあっという間に過ぎてゆき、最後は全員集合。ロビーでお客さまをお見送りしました。皆それぞれに笑顔でお客さまと直接ご挨拶。お疲れさまでした!