
8月26日、第7回〈めぐろバレエ祭り〉のフィナーレを飾ったイベント、東京バレエ団「ファン・ミーティング」。今回も恒例の「質問コーナー」がヒートアップ! その模様をレポートします。
今回、初MCをつとめた沖香菜子と池本祥真。笑顔いっぱいの沖に、時折台本棒読みで会場をわかせた(?)池本とのニューコンビが、引き続きMCを担当。池本は恒例となった「質問箱を華麗に運ぶ役」を華麗にこなし、喝采を受けていました。
まずは、川島麻実子への質問。
──自分にあったポワントとめぐりあうにはどうしたらよいでしょうか?
川島「私も本当にいろんなポワントを試してきました。先生がたにもいろんなアドバイスをいただいて、今のポワントを愛用するようになりましたが、他の人のポワントも、『あ、このポワントはキレイだな』『これなら私の欠点をカバーできるかな』と思うものがあれば、履かせてもらったり、どんな加工をしているのか教えてもらい、それが自分に合うようなら取り入れます。皆の意見を聞きながら、切る部分を変えてみたり、少し縫ったりしてみたほうがいいのかなとか、工夫しています。自分の目だけでは見慣れてしまっているので、遠くから人に見てもらって、いろいろと工夫してみていただきたいですね」
次は、伝田陽美への質問。
──(イベント直前に上演していた、子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』の)キトリは楽しかったですか?(伝田は8月の国内ツアーで本作のキトリ役デビューを果たし、東京ではこの日がキトリ役初披露だったのでした)
伝田「はい! 楽しかったです!!」
──それから、ハードでしたか?
伝田「はい! ハードです(笑)! 短い時間に凝縮された作品なので、ハードですね」
沖「そうなんです。早替えで休憩する間もないんですよね。袖に入って、着替えました!出ましたー!(笑)。袖にはけたと思ったら、後ろを通って反対側から登場、という場面もあります」
ハードに、でも楽しく踊ったという団員たち。皆さまも存分に楽しまれたことと思います。
次は宮川新大への質問です。
──プロになって大変だな、と思うことはなんですか?
宮川「なんですか、ね......(笑)。やっぱり、自分との戦いなんじゃないかと思います。もちろん、お客さまに喜んでいただくことがいちばんですが、プロとして自分がどうあるべきか、というモノを持っていないと自分がやられてしまうような気がしています」
──ではもう一つ、東京バレエ団の雰囲気はどんな感じなんですか?
宮川「雰囲気ですか? ──こんな感じです(笑)!僕もまだ5年目ですが、入った時から皆仲良くしてくれています。本番前はもちろん緊張しますが、楽屋では本当に和気藹々と楽しくやっています。この人も今回、常にハイテンションでしたから!」
と、宮川が目配せしたのは、秋元康臣。どうやら楽屋では必要以上にテンション高く過ごしていたそうで──。
秋元「そのテンションでいったほうが舞台も楽しめるかなと(笑)」
団員たちの仲の良さやその和やかな雰囲気は、客席にもたっぷり伝わっています。
奈良春夏にはこんな質問です。
──ツアーや連日の公演、とても大変だと思います。体調管理、身体のメンテナンスなどはどうしていますか?
奈良「日本国内の場合は、バスタブのあるホテルに宿泊しますから、湯船に浸かってしっかりケアします。浸かりながらマッサージしたり半身浴で体温を上げたり。アイシング──痛いところを冷やすようにもしています。ただ、先日のヨーロッパ・ツアーの時はバスタブがないホテルもあって、そういう時はこう、ちょっとした水溜りを作って、こう(寝そべって)浸かったりしました(笑)。あとは、アミノ酸、クエン酸のサプリをたくさん持っていって皆でシェアしたりもしていましたね」
長期ツアーはなかなか大変そうです。
そして秋元康臣にはとても可愛らしい質問が。
──どうやってくるくるしているの?
秋元「まあ、回ろうと思えばくるくるーっと......」
との軽い冗談に周りからちょっとしたブーイング。
秋元「嘘です(笑)! ピルエットですよね。僕の場合は、脚だけで回ろうと頑張らずに、上半身をいかに真っ直ぐに保つか、何よりもキレイにまっすぐ立つことを大事にしています。(メモメモ、の仕草を始めた団員たちに)あ、そこそこ、メモらないでくださーい(笑)!」
舞台では見ることのできない団員たちの姿がそこここに垣間見られたファン・ミーティングでした。
お疲れさまでした!