
新制作『くるみ割り人形』東京公演最終日に行われた、クラブアッサンブレ主催のクリスマス・パーティー。その模様は、東京バレエ団のブログで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください! 今回は、そこでは詳しくお伝えできなかった芸術監督・斎藤友佳理のコメントをご紹介します。

本日は、『くるみ割り人形』にお越しくださいまして、ありがとうございます。
いまダンサーたちの話を聞きながら、やっと『くるみ割り人形』を無事に終えられた、という気持ちでいます。
この舞台が出来上がるまで、苦しいこともありました。練習にあてられる時間が短く、みんなには本当に苦労をかけてしまいました。
まず、(佐野)志織先生の協力がなければこれは出来なかったこと。志織ちゃん、本当にありがとう!
和くん(木村和夫)は、いつも私が気づかないところをサポートしてくれました。ありがとう!
飯田(宗孝)先生は、何も言われないけれど、いつも冷静な目でバレエ団を見ていてくれて、大切なことを、短い言葉で伝えてくれるんです。先生、ありがとう!!
また、〈Choreographic Project(コレオグラフィック・プロジェクト)〉で素晴らしい活躍を見せてくれているブラウリオ・アルバレスと岡崎隼也が、今回、振付に協力してくれました。また、マーシャにしても王子にしてもドロッセルマイヤーにしても、みんなが「こうしたらいいのでは?」とアイデアを出してくれて、みんなで創り上げたのがこの『くるみ割り人形』です。
だから、今回の主役3組は三者三様、それぞれ違うところもありました。私はそれでよいと思っていて、次に上演するときには、作品として成長して、またそのときに踊るダンサーたちがそれぞれの表現をしてくれたらと願っています。
55周年のいま、在団しているダンサーたち全員で創った作品です。素晴らしいチームです! みんな本当にありがとう。
来年は、オリンピックの年です。
1月は〈Choreographic Project〉のスタジオ・パフォーマンスがあります。今回は女性団員が初めて振付作品を発表します。入団1年目の若手の参加も決まっています。
3月には『ラ・シルフィード』、4月は『第九』を上演。その後、ヨーロッパ・ツアー、秋にはベジャールさんの『M』の上演も控えています。
どうぞ2020年も、東京バレエ団にご声援をいただけたらと思います。ありがとうございます。
──来年もどうぞよろしくお願いいたします!