
4月25日(土)から5日間にわたって開催される〈バレエホリデイ@home〉では、舞台映像や自宅でできるバレエのレッスン動画の配信など、さまざまなプログラムが組まれています。また東京バレエ団のみならず、カンパニーの枠をこえたダンサーたちのクロストークも実現! 今回は、このクロストークに出演している上野水香が登場、自宅作業中の担当者がオンラインでインタビューしました!
──〈バレエホリデイ@home〉では、3つのクロストークに出演、無事に収録を終えたそうですね。
上野水香 小野絢子さん(新国立劇場バレエ団プリンシパル)とは、昨年の〈上野の森バレエホリデイ〉以来、1年ぶりのトークでした。リモートでの対談で、この1年でこんな経験をした、こんな印象的なことがあったという話や、音楽とバレエの繋がりについてなど、いろんな話題が飛び出しました。ですがついつい、いまこの状況にどう向き合っているか、という話になってしまうんですよね。
──英国ロイヤル・バレエ団の高田茜さんとのトークも実現しました。
上野 いま帰国されていて、満足に練習できない状況ではあるけれど、とてもリラックスした雰囲気で、話をしていてとても癒されました。こういう時はこうしなきゃ!と自らを鼓舞する感じではなく、それがとてもいいなと。
こういうときの過ごし方は人それぞれ。何が正解で何が間違っているかなんてないと思うんです。こういうときは仕事に引っ張られることなく、自分が心からこうしていたいと思うようにするべきなのかもしれないな、と思います。
──もう一人、元フィギュアスケーターの町田樹さんとも対談しました!
上野 バレエに造詣が深く、ご自身のスケーティングもとても音楽的。トークのテーマも「音楽」でしたが、とても深いところまで追求される、まさにアーティストだと感じました。いま大学で研究をされているだけあって、おっしゃることがとてもロジカル。「そう、そうです!なるほど!」ということがたくさんあったんです。きっとそう感じていたはずのことを明確な言葉にしてくださるので、大いに啓発されました。
町田さんは音楽とスケートは切っても切れない関係とおっしゃっていました。音楽は、音楽がなければ行けない領域にまで自分を連れていってくれるというんです! それは確かに、意識していなかったけれど、私も感じていたこと。これからはもっと音楽の持つパワーに対して、もっと敏感でいようと思いました。
──配信が楽しみですね。ほかにも、レッスン系の動画にも出演しました。
上野 いつもレッスンの前にしているストレッチと、自宅でできるセンターの動きをいくつか提案しました。広いスペースがなくてもいろんな動きが網羅できるんですよ。子どもの頃からよく家でやっていました(笑)。
──東京バレエ団のほかのダンサーたちもいろんなプログラムに参加しています。
上野 不安な日々が続いて、どんどんフラストレーションが溜まっている時期。そんなときに、皆で力を合わせてこういった提案、活動ができるのはいいことだなと感じています。ぜひ、多くの方々に見ていただいて、参加していただきたいと思います。
──家にずっとこもっていると気が滅入りますよね。
上野 そう! 私は毎日スタジオを借りて一人でバレエを踊っています。気が晴れますね。家でもトレーニングしています。ジムが閉まってしまったので、トレーニングの機械を買ってしまいました(笑)。あとは、Huluで昔のドラマを見てリラックスしたり、家族とゆっくり話したりしています。いつもはできないことをやる。いいことなのかな、と思っています。
こんな時期ですけれど、皆さんがいつも応援してくださっている東京バレエ団の皆で、力を合わせて〈バレエホリデイ@home〉のさまざまなプログラムに参加しました。ぜひ、楽しんでいただけたらと思います。とにかく皆さん、無事に乗り越えて、そしてまた恒例のパーティーで皆さんとお会いできたらと思っています!