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2020/06/04

〈バレエホリデイ@home〉で配信!星野源さんの音楽に振付けました──岡崎隼也

バレエ団では今週から少人数性でのクラスが再開、少しずつですがいろんなことが動き始めています! 今回は、425日から29日に開催された〈バレエホリデイ@home〉の配信プログラム #みんなで踊ろう で、星野源さんの「うちで踊ろう」に振付けた作品を発信した岡崎隼也の登場です。岡崎の解説付き動画は、再生回数なんと12000回以上! たくさんの人たちに踊ってもらいました!

──〈バレエホリデイ@home〉の#みんなで踊ろう が大好評でした。星野源さんの曲に振付けようと思ったのはなぜ?

岡崎隼也 振付では、音楽がすごく大事だと思っているのですが、今回振付けるものについては、皆が口ずさみやすいテンポ感とか、振付のイメージを掴みやすいものがいいな、と思っていました。創作をして発信をする場合は、常に音楽の著作権の問題も考えなければいけませんが、この曲は星野源さんご自身が自由に使えるようにと発信されていたものですし、まさにいまの、こうした時期の只中に発表された曲ですから、すでにいろんな方がこの曲で踊っていたけれど、ぜひ僕も、と。

──振付のコンセプトは?

岡崎 普段僕が創っている作品とは全く異なるものにしないといけないな、と。つまり、動画を見てくださる方が誰でも踊れるものにしようと。いろんな世代の方々に踊ってもらえように、また、家の中で踊れるよう、1畳のスペースでできる振りに。僕たちが発信するものだから、バレエの要素を入れたい、というリクエストもありました。
が、そこはすごく難しくて悩んだところです(笑)。言葉が入ってきやすい曲ですから、その言葉の中から、バレエのマイムとして拾い出せるものもあったので、マイムも入れてみました!

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バレエの要素も盛り込みました!

──カタラビュット、サンチョ・パンサでセリフ付きの役を演じてきただけあって、トークも鮮やか!

岡崎 いや、実は、ものすごく緊張していたんです......。お客さまの前でお話しするのとレンズ越しでお話しするのは全然違いました。アイドルの方たちって本当に凄いなって思いましたから(笑)。
お客さんが目の前にいれば、その反応が直にわかるので、どんなテンションでもっていこうかな、と考えたり、周りのダンサーとコミュニケーションをとりながら舞台を作ることができるけれど、それがない中でカメラに向かって一方的に話すとなると、間の取り方や言葉選びがとても難しいんですね。

──解説もあらかじめ準備して?

岡崎 それが、解説付きで収録しようと決まったのが、なんと収録当日! 急遽、振付を考えた時にこうしたい、ああしたい、と思っていたことを、そのまま言葉にしてわかりやすく伝えよう、とやってみました。スタッフにたくさんカンペを書いてもらいましたが──、アドリブの語彙力が少なすぎ(笑)、申し訳なかったです。

──わかりやすくて大好評でした。

岡崎 振付自体が「難しかった」「速かった」という声もいただきました。音の取り方も裏拍を取ったりしていて──。ダンサーたちにも踊ってもらっているんですが、「速い!」と文句を言われました(笑)。仲間だからあえて言ってくれているのだけれど、次、もしこういう機会があったら活かしたいな、と思っています。

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金子仁美(写真右)と秋山瑛(左)が踊った動画も配信

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撮影の成り行きにドキドキの二人。

──たくさんの子どもたちが踊っている動画を投稿していました。

岡崎 嬉しいです! 多くの皆さんに動画を見てもらったことはとても嬉しかったのですが、逆に、「これで大丈夫なのかな?」と不安なところも。
バレエの生徒たちの発表会で頼まれて振付けることもあるんですが、皆に上達してもらうために、わざと少し難しく振付けたりします。が、今回に限ってはその真逆。いつもの振付と発想の仕方が違いました。難しく思うところもありましたが、とてもいい経験になりました。

──ところで、自宅生活はどんなふうに過ごしていましたか?

岡崎 毎日、個人的にスタジオを借りて練習していました。ほかにやることがないので(笑)。いや、いつバレエ団が再開されても身体が対応できるように! 
振付のことを考えるのは、自粛生活でなくても常にやっています。いろいろと新しいことを考えています!
ずっと慌ただしくしていたので、普段はあまり見ることができていなかった映画をNetflixなどで見ることも。こういう時間も実は必要だったんだな、と思っています。もちろん、この状況がいいと思っているわけではありません。
緊急事態宣言が解除されたといっても、日常の生活に戻るまでにはまだまだ時間がかかりそうですし、僕たちが携わっている舞台芸術を、何の不安もなく楽しんでいただけるようになるのは、もっと先のことかもしれません。
僕自身はいつ死んでもいい、くらいの気持ちで毎日を生きているけれど、誰かに感染させてしまったら、と思うと複雑な気持ちです。
でも、皆さんが健康でいてくださったら、僕たちはいつか必ず、皆さんの前に帰ってきます! そうなった時に、「待っていて良かった!」と思っていただけるような舞台をお届けしたいですね。

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