
photo: Ayano Tomozawa
現在、第35次海外公演としてオーストラリア・メルボルンで公演中の東京バレエ団。7月14日から22日まで、メルボルン・アーツ・センターの州立劇場にて『ジゼル』全2幕を11回もの公演に取り組んでいます。今回は、ファースト・アーティストの星野司佐から届いた海外公演現地レポートをお届けします!
メルボルンの街並み(撮影=星野司佐)
「4年振りの海外ツアーにワクワクしています!」と興奮気味で現地の写真を送ってきた星野。東京バレエ団一行は7月9日に日本を出発、コロナ禍を挟んでの、なんと4年ぶりの海外ツアーがついに実現しました。オーストラリア・バレエ団デヴィッド・ホールバーグ芸術監督からの招きで実現した今回の公演で、東京バレエ団は初の豪州上陸も果たします。
オーストラリア第2の都市メルボルンは、ヴィクトリア朝時代の建造物が美しい古都。「初上陸のメルボルンはとても綺麗な街並みですが、物価が高いので金銭感覚がおかしくなっています」とのこと。
が、どこに行っても、どんなときでもレッスンとリハーサルはいつも通り。現地では、オーストラリア・バレエ団のメンバーたちとの合同レッスンが行われたそう。「レッスンのあとは交流会の場も設けてくださいました。その後、広いスタジオで通し稽古です」。
女性陣は東京バレエ団自慢のコール・ド・バレエを届けるべく、熱のこもったリハーサルを展開。
公演が行われる州立劇場は、客席数約2,000席のメルボルン最大級の劇場。シドニーのオペラハウスとともにオーストラリア・バレエ団が拠点とする劇場。赤を基調とした客席がとても美しいそうです。が、なんと「楽屋裏は一言で言うと迷路です」と星野。いまだ迷っているのではないかと心配になりますね。
リハーサル後は、海外公演ならではのお楽しみ。地元の食も味わっている模様。
「この日は同期みんなで夜ご飯を食べに行きました。少し肌寒かったですがご飯で温まることができました! ギターの生演奏もあり素敵な思い出になりました」
舞台では、第1幕の農民、貴族を日替わりで本番にのぞんでいる星野。「ジゼルやアルブレヒトの喜怒哀楽の感情をお客さんたちに伝えられるように、僕たちも踊りや演技で表現しています」と、日々前向きに舞台に取り組んでいます!
初日の終演後にはレセプションが開催され、ホールバーグ芸術監督やオーストラリア・バレエ団のメンバーたちとの交流を深めたとのこと。星野からは当日の楽しそうな写真も届きました。この後もメルボルンでの『ジゼル』は続きます!